空き家ではありませんが、築50年の木造にお住まいの高齢のオーナー様よりのご相談。
ある朝窓の外を見たら、壁際の土が陥没していると大騒ぎに。昨日の大雨で真下の岩盤が流されたのではと、土を掘るなりして真下の状況を確認して欲しいとの相談。
まずは状況確認。足で踏んでみて、追随して陥没しないかどうか、幸い極浅くまでしか落ち込まない様なので一安心。
基礎周りの土は施工時の転圧の度合いによっては陥没事例は多々あり、外構のブロック塀との間が狭い為、充分な転圧が掛からなかったのではないかと推測。過去に数件同様な相談を受け付けたが、土を入れて水で締めて問題なく改善しましたとの説明で安心されました。
同様に充分の増し土で踏み固めて、最後は水締めで完了しました。50年経って初めて陥没するのは少し疑問が残りますが、現場はほとんど雨が振り込みそうに無い箇所なので、一旦は様子見です。
ついでに猫対策として玉砂利を敷き詰めて欲しいとのご依頼で、ご覧の通り綺麗に仕上がりました。
最初の写真の虫が食ったような穴は、オーナー様が傘で突いた跡です。ご安心を!