2月の初めにトイレの前で転んで、左大腿骨骨折の重傷を負った母が、自宅に戻ってきました。まだあと20日ほどは入院してリハビリを続ける事ができましたが、10日間隔の家族の面会時における、母の衰弱ぶりを見るに見かねて、父が早めの退院申請に踏み切りました。
母は93歳。もとより骨折前の状態に戻っているとは思っていませんでしたが、今日久しぶりに自宅の敷居を跨いだ母を見つめるにつけ、その変わり様に言葉を失いました。
これから自宅での介護が始まります。まだまだ父がすこぶる元気な事や、嫁と娘も甲斐甲斐しく頑張ってくれるので、私も仕事に打ち込む事ができそうですが、正直この先どこまで出来るのか不安感がつきまといます。
誰もが通る老の道。どの様な生活になるかは神のみぞ知る。みんなで気持ちを明るく、コミュニケーション良く過ごしたいと思います。