法務省とデジタル庁が連携して、相続手続き時に必要な戸籍謄本などの書類をPCやスマホで交付できるシステムを検討中らしいです。
出来るとなれば被相続人が生まれてから亡くなるまでの戸籍証明書類を、本籍のある市町村から集める手間が大幅に削減される事でしょう。
問題はそのスピードです。戸籍証明書類が必要な手続きは、他にもパスポート申請、運転免許証、婚姻届などがありますが、順次対応を進めるといった状況で、相続に関しては2024年度中に方向性を決めるといった程度の話。
方向性は間違っていないので、こんな事をしっかり前進させる政府であってもらいたい。
ところで戸籍を電子データに置き換える際、存在しない文字を使用しているデータは電子交付対象外との事。「片井」の戸籍の文字は登録したご先祖様が間違えたのか、「片」の最後の一画が右に折れ曲がっていて、存在しない文字なんです。免許証も手書きです。何とかしてよ!