先週ハムスターが亡くなりました。
主に娘が買っていたオスの2歳。その日の朝、娘は珍しくバタバタ準備をしていて、出勤する際に、冷房用の氷の交換よろしくお願いしますと、私に行って出掛けました。私は快く了解と返事したものの、あろう事か氷の交換を忘れて仕事に出てしまいました。
その日の晩に行方不明が発覚。賢明に探したところ、冷蔵庫の下に亡骸を発見。既に硬化してしまっていて、残念ながらあの世に召されてしまいました。
大きな衣装ケースに入れて飼っていて、天井の蓋はいつも半開き。ただ脱走は出来ない様に上手く閉じられています。あの日の朝、私が蓋の状態を確認が出来ていれば、脱走して冷蔵庫下に潜り込む事は無かったかもしれません。そう思うと娘に申し訳なくて・・・
長い通夜の後、4日後に動物霊園なる施設に連絡し火葬してもらうことに。
費用はさておき、予約時間に控室に通され、さながら人間の葬儀の様に、御焼香、お別れの挨拶、出棺?(出箱?)と厳かにしめやかに時は流れ、30分程で火葬が済んで、最後はお骨拾いまでして終了。
いやあ、至って心細やかに、ここまでしてくれるとは。少し前なら庭の片隅に埋めてあげて、名前と亡くなった日をマジックで蒲鉾板に書いて墓標にしていたのに。
隙間産業というと少し違うかもしれませんが、ニーズがあれば商いが成立する良い事例です。施設長に聞くと既に30年もの経営実績があるとの事。我々がただ知らなかったに過ぎないのでしょうね。
でも、思いの外、気持ちよくハムスターをお見送り出来ました。遺骨は今娘の部屋のテーブルに。早く遺影を添えて祭壇を作ってあげて欲しいね。